─────────────────────────────────── ■■中国地域MOTコンソーシアムメールマガジン第27号(2005年12月1日)■■  このメールは毎月1回(各月の第1週),中国地域MOTコンソーシアム関係 者の他,登録された皆様にお届けします.ホットニュースがあるときには, 号外をお届けすることもあります.  【コンソーシアム会員の連絡ご担当者の方へ】  本メールはコンソーシアム会員の連絡ご担当者にお送りしていますので, 貴社(機関)の関連する部署の方々にもご回覧していただきますようお願い 申し上げます.また,ご連絡担当者以外の方で直接配信を希望される場合に は,コンソーシアム事務局までご連絡下さい. ─────────────────────────────────── 【もくじ】 ●連載第25回「MOT一口メモ」 ●MOT関連情報 ○関西・関東8私大産学連携フォーラム(12/5 京都) ○神戸大学産学官民連携フォーラム2005(12/5 神戸) ○中小企業のためのTOC(制約条件の理論)(12/7 広島) ○産業技術総合研究所ベンチャー開発戦略研究センター(12/7 東京) ○特許流通フェア2005 in 岡山(12/8 岡山) ○早稲田大学ひびきのシンポジウム2005年度第3回(12/12 北九州) ○MOTシンポジウム&プレスクール鳥取(12/17 鳥取) ○シンポジウム「新産業創出のメカニズムとイノベーション」(12/17 東京) ○山口大学研究協力会MOT部会講演会「中国地域の競争分析」(12/21 宇部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             MOT一口メモ 第25回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         「技術経営とプロジェクトマネジメント」  日々激しく変化する市場において企業を取り巻く環境は厳しさを増すばかり です。企業が勝ち残るためには、価値を創造し続けることが求められます。そ のためには、市場とステークホルダーに対する責任を果たすこと、市場の変化 に対して柔軟に適応すること、構造の変化に対して弾力的であること、新しい ルールに速やかに適合すること、独自技術に基づく本来の強みを活かすことが 必要とされます。  これらの必要性を戦略として整理すると、経営分析、マーケティング、ファ イナンスに基づく経営戦略および、技術評価・分析、研究開発マネジメント、 知的財産マネジメントに基づく技術戦略に大別することができます。MOT(技 術経営)はこの経営戦略と技術戦略を有機的に統合するものであり、プロジェ クトマネジメントはそのためのプラットフォームであると位置づけることがで きます。  企業の中では、統合的な開発を行うためのコンカレント・マネジメントシス テム、開発や生産工程における品質管理のためのトータルクオリティコントロ ールやシックス・シグマシステム、開発から物流まで効率化を図るためのサプ ライチェーンマネジメントシステムなど、様々なマネジメントシステムが運用 されています。プロジェクトマネジメントはこれらのマネジメント手法との親 和性が高く、プロジェクトマネジメントを核にしてそれぞれの専門分野で用い られている各種マネジメントシステムを統合することができます。この統合に よって、新製品開発期間の短縮、収益性の増大、顧客の増加などの相乗効果を 期待することができます。  組織的なプロジェクトマネジメント力の向上は、企業の経営力と競争力を高 めるために必須であると言えるでしょう。               (山口大学大学院技術経営研究科 大島直樹) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               MOT関連情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ====================================================================== ◆ 関西・関東8私大産学連携フォーラム (京都) ======================================================================  テーマ: 「新産業創出と大学間連携」  主 催: 関西大学・関西学院大学・立命館大学・明治大学・日本大学・      中央大学・東京電機大学・同志社大学(幹事校)  日 時: 2005年12月5日(月)  13:00〜17:30      (交流会: 17:40〜18:30)  会 場: 同志社大学 寒梅館 (今出川校地)      京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103  参加費: 無 料  詳 細:http://www.nubic.adm.nihon-u.ac.jp/jpn/shin/2005/20051205-00.html ====================================================================== ◆ 神戸大学産学官民連携フォーラム2005 (神戸) ====================================================================== 日 時: 2005年12月5日(月) 会 場: ホテルオークラ神戸平安・松風の間(午後0時15分受付開始) 内 容:  <講演会>   神戸大学学長 野上智行氏   (株)ASK PLANNING CENTER 取締役会長 中村明氏   神戸製鋼所代表取締役副社長 佐藤廣士氏   神戸大学経済経営研究所教授 延岡健太郎氏  <シーズ発表会> 詳 細: http://sangakukan.jp/file01/051003/kobe.pdf ====================================================================== ◆ 中小企業のためのTOC(制約条件の理論) (広島) ====================================================================== 生産管理革新研修会: TOCの考え方は既に多くの企業が導入し成果を上げていますが、中小企業で はまだ十分に普及していません。本研修会では、TOCの考え方、導入のポイ ント・効果を学び、生産性の向上のみならず企業経営全体の流れを最適化する 方法についても解説します。また、シミュレーションゲームを通じてTOCと 従来の生産管理手法との違いを体験学習します。  日 時: 12月7日(水)9:30〜16:30  場 所: 広島市産業振興センター 研修室       (広島市西区草津新町一丁目21ー35広島ミクシス・ビル)  参加費: 無料  主 催: (財)広島市産業振興センター(広島市中小企業支援センター)  問合せ:  同 上(電話:082−278−8880)  詳 細:http://www.assist.ipc.city.hiroshima.jp ====================================================================== ◆(独)産業技術総合研究所ベンチャー開発戦略研究センター (東京) ======================================================================  第4回シンポジウム:イノベーションとベンチャー創出            公的支援によるスタートアップスは成功できるか  日 時: 2005年12月7日(水)10:00ー17:00(9:30受付開始)  会 場: 経団連会館14階 経団連ホール       東京都千代田区大手町1−9−4  内 容:  講演会 「イノベーションとベンチャー創出」  <基調講演>   有本建男 内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官   谷 重男 経済産業省大臣官房審議官(産業技術担当)   吉川弘之 (独)産業技術総合研究所理事長  パネルディスカッション  <第一部>  「イノベーションへの合意形成」  モデレーター:池上徹彦 会津大学学長  パネリスト :大学・産業界・行政の有識者を予定            <第二部>  「公的支援によるスタートアップスは成功できるか」  モデレーター:渡部俊也 東京大学先端科学技術研究センター教授 パネリスト :スタートアップス第一線の実施者、         企業・大学TLO責任者、知財制度の有識者を予定  主 催: 独立行政法人 産業技術総合研究所 後 援: 経済産業省(予定)  参加費: 無料  詳細・申込み: http://unit.aist.go.jp/vrc/sym04  ====================================================================== ◆ 特許流通フェア2005 in 岡山 (岡山) ======================================================================  日 時: 12月8日(木曜)10時〜17時       12月9日(金曜)10時〜16時  会 場: 岡山県体育館桃太郎アリーナ(岡山市いずみ町2−1−5)  参加費: 入場無料  内 容:  <特別講演> 12月8日(木)10:20〜10:50   「知的財産推進計画2005」   内閣官房知的財産戦略推進事務局主査 村上貴将 氏  <基調講演> 12月8日(木)11:00〜12:30   「大学の技術を使う 中堅・中小企業への期待」    慶應義塾大学知的資産センター所長 清水啓助 氏  主 催: 特許庁、中国経済産業局、文部科学省、岡山大学  共 催: 岡山県  後 援: 鳥取県、島根県、広島県、山口県  詳 細: http://www.tokkyo-ryutsu2005.com/tokkyo_ryutsu2005.html ====================================================================== ◆ 早稲田大学ひびきのシンポジウム2005年度第3回 (北九州) ======================================================================  テーマ: 「技術開発型企業が生き残る」       (第43回産学交流サロン「ひびきのサロン」)  日 時: 2005年12月12日(月)15:00〜20:00  会 場: 早稲田大学大学院情報生産システム研究科S104講義室       北九州市若松区ひびきの2番7号  主 催: 早稲田大学理工学総合研究センター、       早稲田大学大学院情報生産システム研究科、       (財)北九州産業学術推進機構  後 援: 北九州市、学術研究都市ファンクラブ「ひびきの会」  内 容:  <基調講演>   和多田淳三教授(早稲田大学大学院情報生産システム研究科)  <講演>   宮本正氏(元安川電機・中小企業診断士)   古瀬利博氏(北九州市産業学術振興局理事)  <パネル討論会>(17:10〜18:20)「技術開発型企業が生き残るには」   司会者:平澤宏太郎教授(早稲田大学大学院情報生産システム研究科長)   パネリスト:    濱義昌教授(早稲田大学理工総研センター所長)    和多田淳三教授(早稲田大学大学院情報生産システム研究科)    宮本正氏(元安川電機・中小企業診断士)    古瀬利博氏(北九州市産業学術振興局理事)  <懇親会>    詳 細: http://fais.ksrp.or.jp/info/fais/faisindust120051110192235.pdf ====================================================================== ◆ MOTシンポジウム&プレスクール鳥取 (鳥取) ======================================================================  わが国の産業競争力を強化し、経済の活性化を図るためには、世界的にも最 高水準の研究開発投資の成果を事業に結実させることで、経済的な付加価値へ と転換できるマネジメントが求められております。これに伴い、技術と経営に 精通したMOT人材の育成が大きな課題となっております。  経済産業省では、鳥取大学、鳥取県、財団法人鳥取県産業振興機構と共催で、 中国地域におけるMOT教育の一層の拡大と定着を図るべく、下記シンポジウ ムとプレスクール(試行的授業)を開催いたします。  日 時: 平成17年12月17日(土)10:00〜17:10  場 所: 白兎会館       (鳥取県鳥取市末広温泉町556)  参加費: 無料  定 員: 120名(先着順です)  主 催: 経済産業省  共 催: 鳥取大学、鳥取県、財団法人鳥取県産業振興機構  後 援: 中国地域産学官コラボレーションセンター、       中国地域MOTコンソーシアム、       中国経済連合会、技術経営コンソーシアム  申 込: 下記、詳細ページをご参考に申込フォームまたは、FAXにて       申込先まで、お申込み下さい。       鳥取大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー事務局       0857−31−6008(TEL、FAX共通)  問合せ: 鳥取大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー事務局       0857−31−6008(TEL、FAX共通)       鳥取大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 小沢       0857−31−5999(TEL、FAX共通)       mailto:ozawa@vbl.tottori-u.ac.jp  詳 細: http://tns.vbl.tottori-u.ac.jp/modules/eguide/event.php?eid=3 ====================================================================== ◆ 新産業創出のメカニズムとイノベーション:日本のMOTの課題(東京) ======================================================================  日 時: 12月17日(土)13:30−18:00  会 場: 早稲田大学西早稲田ビル、19号館710教室  主 催: 早稲田大学 先端科学・健康医療融合研究機構 MOT研究所  共 催: 早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科  後 援: 日本ベンチャー学会、日刊工業新聞  内 容:  <基調講演>   法政大学 学事顧問(前総長) 清成 忠男氏  <講演>   早稲田大学大学院 客員教授/東京工業大学 監事 西村 吉雄氏   早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 教授 吉川 智教氏  参加費: 無料  申込み: 氏名、ご所属を明記のうえ、メイルにて下記宛てでお申し込み。  連絡先: e-mail: m.yuminoke@kurenai.waseda.jp       早稲田大学 先端科学・健康医療融合研究機構       マネジメントセンター 弓能家(ゆみのけ) 電話 5272-1274  締切日: 12月9日(金) ====================================================================== ◆ 山口大学研究協力会MOT部会講演会「中国地域の競争分析」 (宇部) ====================================================================== <経済産業省委託 技術経営プログラム開発事業実証講義>  日 時: 2005年12月21日(水) 14:00〜17:10  会 場: 山口大学工学部 D講義棟 D33講義室  内 容:  14:00〜15:30 「データから見る中国地域の現状」      グエン・フー・フック(山口大学大学院技術経営研究科助教授)  15:40〜17:10 「中国地域の競争優位の要因分析」   大田 研一(山口大学大学院技術経営研究科教授)  主 催: 山口大学地域共同研究開発センター 研究協力会MOT部会  参加費: 無料  詳細・申込み:       http://www.crc.yamaguchi-u.ac.jp/event/2005/Dec/051221.htm ====================================================================== 【注1】このメールマガジンは,中国地域MOTコンソーシアム関係者に配信     しています. 【注2】上記以外の方には,登録いただいた方にのみ配信します. 【注3】メールマガジンの配信登録を希望される方は,     office@chugoku-mot.orgにご連絡下さい. ======================================================================  ▼ ご意見ご希望は,下記までご連絡ください.    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