━━━◆◆◆ 中国地域MOTコンソーシアムメールマガジン ◆◆◆━━━ ★このメールは毎月1回(各月の第1週), 中国地域MOTコンソーシアム関係者の他,登録された皆様にお届けします。 ★ホットニュースがあるときには,号外をお届けすることもあります。 ★このメールマガジンは,中国地域MOTコンソーシアム事務局が編集・発刊 しています。 ━━━━━━━━━━ 第3号(2003年12月1日) ━━━━━━━━━━ 【第3号のコンテンツ】 ●「山口大学MOTシンポジウム2003」のお知らせ ● 山口大学知的財産本部特別講演のお知らせ ★新連載「MOT一口メモ」「MOT事始め」 ●MOT関連情報 ○早稲田大学MOTシンポジウム(東京) ○立命館大学理工学振興会主催MOTフォーラム(京都) ○「MOT in Healthcare」の開催(東京) ○第23回EFJセミナー&第6回MOTセミナーご案内(東京) (中国地域MOTコンソーシアムホームページ: http://www.chugoku-mot.org/ ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山口大学MOTシンポジウム2003 MOT(技術経営)プログラム〜現在から未来へ〜 のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 来る12月26日(金),山口大学研究協力会に新たに設置されたMOT部会の初め ての講演会として,実践的MOTで有名な横林寛?先生をお招きし,「強くなっ た製造業/材料費削減と研究開発投資」という題目で基調講演をしていただく ことになりました。 なお,この講演会に合わせて,昨年度と今年度にわたり実施したMOT I〜III の3科目を受講した大学院生によるビジネスプラン発表会を行うことにしまし た。基調講演と合わせて,こちらにもご参加いただければ幸いです。 --------------------------------------------------------------------- プログラム 13:00〜14:50 第T部 山口大学大学院理工学研究科MOTプログラム発表会 〜ビジネスプラン発表会〜 【会場】山口大学工学部D11教室およびD12教室 15:20〜16:20 第II部 山口大学地域共同研究開発センター研究協力会 MOT部会講演会 基調講演 横林寛 YBI代表取締役社長/山口大学客員教授) 「強くなった製造業/材料費削減と研究開発投資」 【会場】D11教室 16:30〜17:00 第III部 発表会表彰 D11教室 発表会表彰および審査員講評 17:10〜19:00 第IV部  MOT部会交流会 常盤工業会館2階 交流会・ポスター展示 詳細は山口大学MOT専門職プログラムホームページ (http://mot.eng.yamaguchi-u.ac.jp/)のイベント情報をご覧ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山口大学知的財産本部特別講演のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 演題:「知的財産は国の文化」−開発と特許との関わり− 日時: 平成16年1月10日(土) 13:00〜15:30 会場: 宇部全日空ホテル3F万葉の間 主催: 山口大学知的財産本部/産学公連携・創業支援機構 協賛: (有)山口ティー・エル・オー 参加費:無料 詳細は山口大学地域共同研究センターホームページ http://www.crc.yamaguchi-u.ac.jp/event/2004/Jan/0110.htm をご覧ください ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOT一口メモ 「MOT事始め」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★━  MOT(技術経営),あるいはMOT教育という言葉がよく聞かれるように なったのは,昨年あたりからほんの1年余りのことです。特に本年度からは早 稲田大学や芝浦工大の大学院で本格的なMOT教育が始まり,まさに「MOT 元年」として,新聞などにもMOTの文字をしばしば目にするようになりまし た。MOTが急速に注目されるようになったのは,政府関係の文書でも昨年 (平成14年)6月の経済財政諮問会議基本方針の中で,「技術経営などの専 門職大学院の整備を・・」,あるいは同年7月の知的財産戦略会議の大綱で, 「技術経営プロフェッショナルコースの充実・・」,さらに同年8月の中央教 育審議会でも,「技術経営などの大学院構想・・」,といったように次々と採 り上げられ,法科大学院(ロー・スクール)などの議論とともに話題となって きたことが挙げられます。それ以前では筆者の関係した限り,平成12年度に 経済産業省(当時は通商産業省)が全国の大学等に対して募集した「先導的起 業家育成システム実証事業」で,MBA(経営学修士)と並んでMOTについ ての教育コースが採り上げられたのが最初だったと思います。  この時には当の通産省から「MOTの定義はないか」と問い合わせが来たほ どでしたが,今日では「技術を事業の核とする企業・組織の(中略)創造的, 戦略的なイノベーションのマネジメント」と示されています(同省作成パンフ レット)。この言葉からはMOTのイメージとして,研究開発や知的財産権を いかにマネジするかが中心的なテーマとして思い浮かびますが,企業の中で取 り扱われる「技術」の範囲はもっと幅広く,商品の開発から生産,流通,販売 にいたるまで,つまり企業の経営全てにわたると考えるのが適切でしょう。従 来わが国では,企業の中で文系・理系といったように技術者と経営者の役割が はっきり別れていた傾向がありますが,これを一体として取組む体制でなけれ ば21世紀の企業間競争に勝ち残れないという認識が必要になっているところ です。                         (山口大学 向山尚志) ━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               MOT関連情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★━ ====================================================================== ◆ 早稲田大学MOTシンポジウム開催のご案内 ======================================================================  早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学専攻(早稲田大学ビジネス スクール<経営専門職大学院>)では,2003年度のMOTプログラムの経験を 踏まえて,早稲田大学のMOT教育の到達点と現在の課題,日本のMOT教育 の展望を検討するため,下記によりシンポジウムを開催いたします。 シンポジウム『日本経済の活性化は,MOTから!        −21世紀の技術と経営の新しいパラダイムを求めて。        MOT教育の1年を振り返る−』 日時:2003年12月12日(金) 13:00〜17:00 会場:早稲田大学総合学術情報センター3階 国際会議場会議室 詳細:http://www.wiaps.waseda.ac.jp/の「ニュース&イベント」から。 または http://www.wiaps.waseda.ac.jp/News/N_Y2003M11/N_D14/N_Y2003M11D14_01_JP.htm ====================================================================== ◆ 立命館大学理工学振興会主催MOTフォーラムのご案内 ======================================================================  このフォーラムは,戦略的に「技術」を「事業」に結びつけるための,商品 開発の進め方,技術のマネージメント法,従業員へのリーダーシップ,得意分 野への事業の集中化と他社との提携などの構想力,社内人材の育成などの話題 について,企業マネージャの方々への一助になればと,企画いたしました。 皆様方のご参加をお待ち申し上げます。 【プログラム】 開会の挨拶(13:00-13:10) 立命館大学理工学振興会 会長 谷口吉弘 1。基調講演(13:10-14:10)〜「共創」の時代の技術開発〜                (佐々木正氏 シャープ株式会社(元)副社長) 2。新事業開発と経営戦略(14:10-15:10)              “継続的イノベーション創出のツール”              (難波正憲氏 立命館大学アジア太平洋大学教授) 3。起業の成功要因とは(15:20-16:20)                 (田中守氏 株式会社イマック代表取締役) 4。戦略的異業種融合産学連携(16:20-17:20)                  (高須秀視氏 ローム株式会社 取締役) 閉会の挨拶(17:20-17:30)             立命館大学理工学振興会 事業推進委員長 杉本末雄 懇親会(17:40-19:00) 京都リサーチパーク 地下1階 レストラン 日時: 12月9日(火)13時〜17時30分 会場: 京都リサーチパーク 東地区 4階 サイエンスホール 主催: 立命館大学理工学振興会,京都リサーチパーク株式会社,     関西TLO株式会社 後援: 京都市,京都新聞社,京都工業会,滋賀経済産業協会 参加費:     一般参加者: 10,000円(テキスト代,懇親会費を含む)     立命館大学理工学振興会会員: 年会費1口に付き1名を無料ご招待。    (年会費口数を越える参加者は参加費8,000円/人)     関西TLO技術情報クラブ会員: 8,000円/人。 定 員: 150名(定員になり次第,受付を締め切らせていただきます) 申し込み方法:     下記事務局までご連絡ください。申込書,お振込みの方法について     お知らせします。 問い合わせ先(事務局):     〒525-8577 滋賀県草津市野路東1−1−1     立命館大学理工学振興会 事務局 田中二三夫・木村優子     電話:077-561-2802 FAX:077-561-2811     E-mail:aster@st.ritsumei.ac.jp ====================================================================== ◆ 「MOT in Healthcare」開催のご案内のご案内 ======================================================================  京都大学大学院医学研究科健康情報学・臨床疫学,テキサス大学健康情報科 学大学院,特定非営利活動法人ヘルスサービスR&Dセンターが,国際医療福 祉大学大学院・九州大学大学院医学研究院医療システム学と共催し,ヘルスサ ービス産業に特化したMOTプログラム"MOT in Healthcare"を開催いたします。  健康・医療・福祉の現場で,ユーザーにとって価値のある製品やサービスを 提供するためには,企業内における,マーケットを知るビジネスデベロッパー と技術シーズを持つエンジニアの協力に加え,アプリケーションに関する専門 知識を持つ医療従事者側との多職種にわたるコラボレーションが必要不可欠に なります。本プログラムでは,ケーススタディやワークショップを通じて,医 療・福祉・健康サービスに関連した課題について,多職種による学際的なディ スカッションを通じ,よりよい健康サービスを提供するために必要な知識とマ ネジメントスキル習得の機会を提供いたします。 日時: 2003年12月18日(木)〜20日(土) 8時30分〜18時 場所: 日本貿易振興機構(JETRO)本部 9階会議室    (東京都港区虎ノ門2-2-5) 対象: ヘルスサービス分野のプロジェクトにおいて,     今後プロデューサー的役割を担う若手(30・40代)の     エンジニア・新規事業開発担当者・医療従事者など 参加費:無料 定員: 50名(応募多数の場合は,抽選とさせていただきます) 締切: 2003年11月25日(火) 問合せ・申込み:     ヘルスサービスR&Dセンター内    「MOT in Healthcare」ショートコース実施委員会    (seminar@chord-j.info)まで,     下記ホームページの参加申込書にご記入の上お申込みください。 ホームページ: http://www.jahis.jp/site/osirase/kaisai/kaisai-r.htm ====================================================================== ◆ 第23回EFJセミナー&第6回MOTセミナーのご案内 ======================================================================  日本MITエンタープライズ・フォーラムは来る12月10日(水)に株式 会社グローバル経営研究所 代表取締役の田村達也氏と三菱商事機能化学品本 部ナノテクノロジー担当マネージャーの片桐進氏を講師にお招きしてセミナー を開催します。 【第一部】 第6回MOTセミナー:      「日本におけるコーポレート・ガバナンス」             (株式会社グローバル経営研究所 田村達也氏) 【第二部】 第23回EFJセミナー:      「ナノカーボン ─ その夢と現実」                        (三菱商事 片桐進氏) 日時: 2003年12月10日(水)18:00〜21:00 場所:     日経BP社本社ビル会議室(東京都千代田区平河町2−7−6)     http://www.nikkeibp.co.jp/information/corporate/location.shtml 電話: 03-5759-1506 (MIT-EFJ事務局) ネットワーキング参加費(当日お支払ください):    日本MITエンタープライズ・フォーラム会員,    EMOTプログラム受講者及び学生: 2,000円    当日会員(社会人): 5,000円 問合せ:    Email:sec@mit-ef.jp (事務局) ====================================================================== 【注1】このメールマガジンは、中国地域MOTコンソーシアム関係者に配信して     います。 【注2】上記以外の方には、登録いただいた方にのみ配信します。 【注3】メールマガジンの配信登録を希望される方は、mot@yamaguchi-u.ac.jp     にご連絡下さい。 ======================================================================